歯並び治療
歯並びの不揃いや、上下の歯がお互いに噛み合わない状態を、医学的には「不正咬合」と呼びます。 これらをきちんと噛み合う状態、キレイな歯並びにする歯科治療です。 専用の矯正装置を用いて、歯や顎の骨に力をかけてゆっくりと動かし、歯並びと噛み合わせを時間をかけて治していきます。
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- step 1 カウンセリング(無料相談・要予約)
- 矯正歯科担当医:中山真由子先生(昭和大学矯正歯科学教室) お口の中を拝見させていただき簡単な症状、治療の概要のご説明や、治療費についてのご説明を行います。
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- step 2 精密検査(写真・模型・レントゲン検査)
お口の中やお顔の写真、段取りや一般的なレントゲン、特殊なレントゲン撮影(他病院にて撮影)を行います。
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- step 3 診断結果のご説明・治療方針の決定
- 写真、模型やレントゲンにより患者様の状態を診断し、治療方針及び治療費の決定を行います。 また、治療期間が長期にわたるため、担当医から綿密な治療計画の説明が行われます。
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- step 4 治療開始
治療内容・方針により必要がある場合は、抜歯を行っていただきます。 矯正治療を行う際の抜歯は保険外診療のため、1歯につき¥3,000~¥5,000程度費用が掛かります。 矯正装置を装着後、月に1回~2回の装置の調整やお口の中のチェックを行います。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。骨や内分泌系の疾患があると、治療期間が延びる可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 矯正治療は、歯を支える骨の代謝をコントロールして歯を移動させます。そのため、治療の初期(1週間程度)には顎の部分に痛みまた熱感、倦怠感などの不快感が生じ食事がしにくくなることがありますが、だんだんと軽くなります。また、矯正装置による口内炎が生じる場合があります。
- 治療中は、装置が付いているため歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。時間をかけ、丁寧に磨いたり定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くことで隠れていたむし歯が見えることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯肉がやせ、下がることがあります。
- 歯周病や根の先に感染症があると、悪化することがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。また顎関節症があると、悪化することがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を再診断し変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などを再製作する可能性があります。
- 顎の成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 成長期の矯正治療(混合歯列期治療)を行えば、必ずしも永久歯列最終治療を行わなくて済むわけではありません。
- 治療費(税別)
初診相談料 無料
検査料(再検査料) 3,000円
検査診断料 20,000円 (再診断時は無料)
(別途 セファロレントゲン撮影 6,000円)
基本料金 □混合歯列期治療 300,000円
永久歯列最終治療(軽度症例~難症例)
(頬側)金属ブラッケト 600,000円~800,000円
(頬側+舌側) 1,000,000円~1,200,000円
(舌側) 1,200,000円~1,400,000円
片顎矯正 - 選択治療法の半額
別途装置料金 クリアブラッケット 150,000円
セラミックブラッケト 150,000円
ホワイトワイヤー 100,000円
処置料 動処中 3,000円
月に1回、全部で20~36回程度。期間は2~5年くらい。(個人差が大きくでます)